「はい」は人から名前を呼ばれたりしたときの返事にも、同意や承託を表す相づちにも使えます。しかし、「ええ」は同意や承託を表す相づちで、名前を呼ばれたりしたときの返事にはつかえません。
先生 :出席を とります。李君。
李 :はい(×ええ)。
隣の人:いい天気ですね。
李 :はい/ええ。
同意や承託を表す「はい」は会社の上司とか先生とか年上の人とか、遠慮のいる人とのフォーマルな会話で使います。一方、「ええ」は友だちや親しい人とのフレンドリーな会話で使われます。なお、個人的にもとても親しくなった場合は目上の人にも「ええ」を使うことがありますが、日本の生活に慣れるまでは使わない方がいいでしょう。